0841 火をつけるもの
たまには(!)臨床の話も、することにしましょう。
これだけ、科学が発達しても、
まだまだ解明し尽くされていない分野があります。
それは、意外と身近な、というか、
最も身近なもの、とも言えるかもしれませんが、
“生命のメカニズム”ではないかと思います。
自分自身の身体が、最も身近でありながら、
ひょっとすると、最もよくわからない(!)
小宇宙だったりするのです。
「よくある症状」でさえ、そのたどる経過は、
よくある軌道に乗りつつも、その人それぞれで、
まったく一様ではありません。
ですが、言えることは、
「今のこの状態を何とかしたい!」という思いが、
適切な専門家のアドバイスに出会ったときに、
何か、シュッと音を立て、火がついたかのように、
変化が始まるように思います。
これの意味するところを説明しますと・・・、
実のところ、「健康になるためのアプローチ」は、
目の前に、いくらでも存在しています。
でも、知らなかったり、知ろうとしなかったり(!)
なのですね。
つまりは、“聞く耳”の土壌が無い時に、
良くなるための手段を聞いても、なかなか、
即実行とは、ならないようです。
しかし、その土壌ができた時、そして、
専門家のアドバイスが、素直に受け入れられた時、
変化の度合いは、段違いに大きくなります。
専門家としては、その土壌づくりもお手伝いしますが、
これは、ご自身によるものが大きいと思います。
わたしには、まだまだ、それらを初回の時点で、
全てを予測しきれない部分があります。
ですので、初回時にも、もちろん概要をお伝えしますが、
2回目のご来院時や、1ヶ月目の時点で、
また再度、予後について説明することにしています。
わたし自身は、それの積み重ねで、
予測の精度は上がってきていると思いますが、
それでも(!)、良くなろうとする生命のたくましさには、
驚かされる毎日です。
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