2008年8月17日 (日)

0871 演歌調になる

今日から3日間、オフィスはお休みさせていただきます。

が、更新は苦手ですが携帯より試みます!!

昨晩、無事、中目黒GTプラザホールにて、ピアソラ通算(!)4回目の演奏を終えました。

恵比寿で仕事を終えてから直行したのですが、切り替えが何とも難しいものですね。

今回は、あのカモーラのアルバムに憧れて、「ソレダ」という、ゆったりとした曲から始めてみたのですが、これは玄人のなせる業だ!と弾き始めた途端に、失敗感を感じました。やはり憧れは憧れ! これも本番で弾いてみて初めて身に染みる実感です…。

しかし、実にきれいに響くホールで、他の再会した出演者さんも、前よりも一段と響きが素敵でした!

その響きの中で、やはり気付いたのは、タンゴの中に演歌調が混じっている自分! なぜか狭い部屋で弾いてると気づけず、この広い空間で弾いてみて初めて気付くのです! 本番には気付きが満載です。

いつかバイオリニストの千住真理子さんも、演歌のこぶしのような弾き方が出ることがある、とおっしゃってたのが印象に残っています。しかし、千住真理子さんと違って(!)、わたしの場合は単なる技量不足に過ぎず、もう少しタンゴのリズムの歯切れ良さを身に付けたいものです。

でも、「タンゴにパステル調なんて考えられない」というピアソラの言葉に助けられ、はじけるコツをつかんだように思いました。

全ては次回の9月28日に生かしたいと思っています。

そ�て、パイナップルの日、無事にまた一つ年をとり、明日へ向けての野心は満タンです!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月15日 (金)

0869 書き下ろし

例の如く、演奏会の前日になって、
ようやく曲目解説が完成します。

毎度、ピアソラを弾く時には、お聴きになる方の大半が、
ピアソラのことがよく分からないと思われるので、
ごくごく簡単ですが、解説を書いて行きます。

これは、ピアノさんと半分ずつ、
何度も弾いている曲でも、
いつも(!)新しく書き下ろしています。

今回は、ピアソラ自身の解説も、
「ピアソラ自身を語る」の本から、ピアソラが語っている
ように書き改めてみました。

ひょっとしたら、ピアソラをよく知る人にとっては、
物足りないかもしれませんが、これも、書く度に
改良していければ!と思っています。

奏者にとっても、これは、弾くことと同じぐらいに
勉強になります。

折角の力作(!)をいつも多めに用意するために、
必ず余らせてしまいますが、バックナンバー(笑)で、
取っておき、ご希望の人には差し上げたいと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月11日 (月)

0865 あるヴィオリニスタを意識して

ピアソラ弾きの本番は、いよいよ今週末に迫りました。

何だか暑くて・・・、と暑さのせいにしたくなりますが、
小一時間ほどしか、弾けていない毎日です。
が、本番が無ければ、もっと弾いてないんでしょうね(笑)。

地球館での演奏時に、前半の曲が、波乱含み(!)だったので、
やはり、基礎力不足か・・・と反省し、
今回は、少ない時間の中でも、前は省いていた、
ジット(Sitt)の教則本や、ダブル(重音)の練習を
必ず、組み込みました。

すると、何となく、安定してきますね。特に音程が!

やはり、大人になってから始めたバイオリン弾きとしては、
いつでも初歩に戻って、積み上げなければ、
あっという間に、崖の上(!)から、落っこちるのです。

さて、昨日から、ピアソラの曲を弾く時には、
フェルナンド・スアレス・パスが聴きに来たとしても、
恥ずかしくないように!を意識してみることにしました。

スアレス・パスは、ピアソラの率いた五重奏団のメンバーで、
ピアソラが、「最高のバイオリニスト」と語った奏者です。

もちろん、まだまだ恥ずかしい域にいるのですけれど、
これを意識した途端に、
今の情け無い一音は、スアレス・パスが許さない!とか、
この音、もっとビブラート効かせて褒めてもらおう!(笑)とか、
さらに、考えるようになりました。

このスアレス・パス効果が、早くも、今週末16日に
生きてくることを祈ります・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 8日 (金)

0862 新装再開

近頃は、ほったらかしになっていた雑多なことを
整理しつつあり、その1つ、コグマヤ
8月8日の、末広がりの日に復活させました。

これも1つに、これを始めた時に、渡仏した友人が、
近々帰国して、心機一転を迎えるという知らせを受けて、
私もだ!と思い立ったのです。

これは、カイロプラクターになるまでのことを
毎日綴ったページをメインに、
カイロプラクティック学生として、学生なりに、
カイロプラクティックを紹介したWebサイトでした。

これを在学中、ずっと続けたからこそ、
途中で挫折することなく、
カイロプラクティック大学を卒業することができた、
と言っても過言ではありません。

途中で、卒業後を視野に入れて、
「カイロプラクティック・ガーデン」と名を変えていたのですが、
卒業後は、見事に、ほったらかしに!
(庭の雑草は、伸び放題?!)

気になりつつも、まったく手が回らずにいました。

ですが、このわたしの人生を変えた原点を
捨て去ってしまうには、惜しいと思い、
また「コグマヤ」の名で、復活させることにしました。

どちらかというと、わたしの音楽面についての
気軽なページにしようと思っています。

カイロプラクティックを巡る沢山に方々に、
このページを通じて出会えたことは、貴重でした。

これから、カイロプラクティックのことは、
オフィスのWebサイトで継続していきます!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 5日 (火)

0859 何気なく始める

先日、ある人に、「楽器を始めたきっかけ」を
尋ねられたのですが、今のいれこみ様とは裏腹に(!)、
最初は、何となく始めたのでした。

それまで、「バイオリンを弾きたい」なんて、
一度たりとも思ってもいなかったのに、
友人の「付き添い」で見学に行った大学オケで、
生涯初めて、バイオリンを手にしました。

それこそ、音なんて出ませんでしたが、
4年間で行き着く先を想像して、とにかく、
やってみたい気持ちにかられました。

やがて、これも、ひょんなきっかけで、
超一流の先生に出会ったことで、
バイオリン熱に火がつき、以来、あっという間に(!)、
17年もの月日をバイオリンと過ごしてしまいました!!

誘ってくれた友人と、当時、ロシアの大統領が来日延期した
たために、先生の演奏予定がキャンセルされ、
そのために合宿で出会えた、という偶然が無ければ、
全て、無かったことです。
(エリツィンには、その意味で、今でも感謝しています。)

こういうことって、自分で予測もできないことですが、
めぐり合えたものの価値が、自分にとって最高だと
思えたならば、やってみるものだと思います。

今、わたしは、日本では数少ない国際基準の
カイロプラクターの一人です。

カイロプラクティックに何気なく出会った方にも、
何気なく受けていただいて、
そういうことか!と、その価値を実感していただきたいです。

コピーがあっという間に増殖する世の中で、
“本物”は地味な存在だと思います。

しかし、その価値があるからこそ、廃れることなく、
本物は存続し続けていると思います。

最初は気負うことなく、何気なくから始めて
いただく価値はあると思いますよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 4日 (月)

0858 ヴァルダーロ君・続編

この半年の間に、何があったのだろうか!
と思わずにいられなかったのが、
久々に、読み返してみた「ピアソラ自身を語る」の感想です。

また、ライブ用の解説を書くネタ探しに、
と思って、読み始めてみたのですが、
まるで、初めて読むかのように新鮮です。

前は、出てくる固有名詞の嵐(!)に、
誰が誰だか、わからなくなってしまい、それでも、
初めて知るピアソラ像に、興奮して一気に読み終えました。

が、あれから、わたしも、ピアソラOnlyのライブを
各地転戦(!)し、次回で4回目、来月に5回目に挑みます。

新曲を追加するごとに、遭遇するピアソラ・エピソードに、
ますます、はまってきている今日この頃。

先日、「ヴァルダリート」の話をしましたが、
この本のすぐ始めに、この人物が早速登場しました。

何と、このヴァルダーロ氏は、
ピアソラより16歳先輩にあたるヴァイオリニストで、
ピアソラが、「俺がやりたいのはこれだ」と、
電撃打たれた音楽家でした。

その敬意を込めた曲が、「ヴァルダーロ君」とは!!

何だか、再び衝撃的でした。

スペイン語講座での聞きかじりによれば、
「名前+イート又はイータ」
(例: ビセンテ→ビセンティートになる)
で呼ばれるのは、小さい頃だけ、と聞いたように思ったのですが・・・。

これぞ、ピアソラ流の表現方法なのですね~。

その他、最初読んだ時には、あまり印象に残らなかった
ところに、思わず、目が留まります。

これこそが、わたしの、この半年間の成果なのでしょう!
山ほどの出来事に遭遇してきましたので!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 3日 (日)

0857 真夏のオペラ鑑賞

Chinchindensha


いつも、トリオを合わせているバイオリン弾きさんが、
出演されるというので、聴きに行ってきました。

「荒川区民オペラ」と呼ばれ、
毎年、オペラを上演するのだそうです!

実際、ステージを拝見して、お客さんも含め、
係わる全ての皆さんの夢を叶える、スゴイ企画だと思いました!!

演目は「こうもり」で、しかも日本語版だったので、
とてもわかりやすくて、楽しめました。

オケで、序曲を弾いたことはあったのですが、
実は、「こうもり」が、こんな面白い話だと初めて知りました。

「こうもり」が、「こうもり博士」と名付けられて
しまった、あだ名から来ていたとは!
(あらすじは、こちらから → こうもりのあらすじ

音楽と、歌と、バレエとが、一度に楽しめるとは、
本当に、ゴージャスです!

もし、興味のある演目だったら、わたしも、
一度は、オケピで弾いてみたい!と思ったくらいでした。


さて、往復には、遠回りではありましたが、
初めて、都電に乗ってみました。

発車する時、本当に「チンチン」とベルが鳴るのですね!
なかなかエキサイティングな道中でした。

実は、いずれ、これを利用した企画を考えていまして、
そのための試乗でもありました!

こちらも、乞う、ご期待です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月29日 (火)

0852 暑さのせいか??

連日の真夏の暑さですが、熱帯夜にはならず、
夜は、涼しくなってくれているのが救いです。

仕事は、楽器が弾ける時間帯には切り上げ、
急ぎ帰って、何とか音出しをする毎日です。

しかし、最近は、数分弾くだけでも、じっとりと
汗が出て、頭がぽーっとしてきます。

思わず、暑さのせいにしたくなるのですが、
どうも、指の動きも雑で、これで半月後の本番に、
弾けてるのか???と頭を抱えたくなるのですね。

かと言って、弾かないでいると、本当に
指が動かなくなるのは、目に見えています。

こういう時期があっても良いのだ!?と、
しばし、葛藤してみるのみです・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月27日 (日)

0850 増幅する喜び

昨日、郵便受けから半分はみ出ていた、
黄色の封筒を見て、嬉しくなりました。

先日、心待ちにしている、と書いたあの譜面が、
届いたのです。

来月になるかと思っていましたので、
意外と早かったですね。

いまだに、海外サイトで発注するのには、
勇気がいるのですが、サンフランシスコの消印になっていて、
初めて、この譜面がどこから来たのかを知りました!

約4週間を経て、ずっーと出会いたかった譜面と
対面する(!)喜び!

待った分だけ、より増幅しているような気がしました。

弾いてみると、わたしの持っている音源と、
かなり忠実でした。

ヴァイオリニストに捧げられた曲だけあって、
ヴァイオリンで弾きやすく、かつ盛り上がる曲に
なっていて、ピアソラ、さすが!と思いましたね。

早速、9月のライブに間に合わせる気でおります!

色々な物が、すぐに手に入る世の中でも、
待つと、楽しみが増幅するものだなと実感しました。

ちなみに、これは、身体が良くなる過程でも
言えるのではないかと思います。

腕のしびれや、腰の痛みなどで耐え切れなくなっている身体は、
いわば、こんがらがった団子状態の糸のようです。

つまりは、長い間かかって、
そこまで、こんがらがっている状態なのですが、
カイロプラクターは、その糸を順序良くほどいていく
お手伝いをするものだと思っています。

なかなか、一気にほどけない場合もあって、
それこそ患者さん自身が、いちばん、もどかしいかもしれません。

しかし、それでも、この時間をかけて、
ほどいた後の喜びは、また大きいのではないかと思うのです。

それが苦痛ではなくて、喜びが増幅するよう、
お手伝いできたら、最高だと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月23日 (水)

0846 ヴァルダーロ君

今、もうすぐ到着予定の
ピアソラの譜面「ヴァルダリート」を
心待ちにしているところです。

これは、オケの選曲係の人から教えてもらった
海外の楽譜サイトで、見つけました。

さて、この「ヴァルダリート」の意味が、
長らく、わからずにいました。

何とも言えない節回しで、好きな曲の1つなのです。

いまだにスペイン語辞書を持っておらず(!)、
機会あるごとに、このヴァルダリートという単語を
調べてみるのですが、どこにも載っていない!

ピアソラ独特の造語か?と思っていたところ、
これは、ヴァイオリニストのヴァルダロに
捧げられた曲と知って、ようやく、わかりました。

スペイン語で、親しみを込めて「~ちゃん」と呼ぶ時、
男性にはito、女性にはitaを語尾に付けます。

例えば、「コグマちゃん」と言いたいならば(笑)、
コグミート(kogumito)又はコグミータ(kogumita)に
なるはずです。

つまりは、「ヴァルダーロ君」だったのか!と、
長い間の謎が解けました。

それにしても、ピアソラに自分の名を冠した曲を
作ってもらえるとは、何て名誉なこと!

わたしも、たった16小節で良いので、
「コグミータ」を作ってもらえたとしたら、
末代までの誇りですね!

後日談あり

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月20日 (日)

0843 レッスン百回、本番一回

先日ご紹介したモーツァルトの本の中に、
出てきた言葉です。

わたしには初めての言葉でしたが、
音楽関係者の間で、言われているのだそうです。

「先生に就いて、レッスンをしてもらっているだけではダメ。
他人を前にして、出来ることなら仲間うちでなく、
不特定多数の聴き手を前にして、
お金を取って弾かなければ進歩は望めない。」

これは、プロ奏者のお話とは思いますが、
最後の「お金を取って」以外は、
わたしが、この2年ほどで自らやってきたことでもあります。

ひょっとして、まだまだ、こんな状態では、
人に聴いていただくレベルじゃないかも・・・とは、
常々思うのですが、上達するためには、
これを続けるしかないと感じています。
し、体感しています。

自分のライブ録音を何度も、何度も聴いてくると、
段々、冷静に「下手クソ」ぶりがわかってくるので、
皆さんの前で、何て演奏をしたんだろう!と、
隠れたくなる心境になってきます。

でも、この機会があったからこそ、ようやく、
ここまで到達したわけなのです。

最近は、「ピアソラ」というマニアック(!)な曲を
弾いているので、どちらかというと、友人知人でなく、
それこそ「不特定多数」の初めての人たちに
聴いていただいています。

これは、実は、なかなか「怖い」ことでもあります。

だからこそ、本番の日程が決まったらば、
何が何でも、毎日必ず弾くことにしています。

そんな簡単(!)と思われることも、本番がなければ、
今日はいいか!なんて思ってしまうもので・・・。

すると、「弾けない」バイオリン弾きが、
浮かばれる日はない、と思いますね。

先ほどの文章のつづきです。

「(前略)他人の前で、料金をいただいてコンサートを
催そうと決意したとする。すると、その日から、
彼や彼女等が実際にステージに立つまでの
時間の密度は一変する。

彼らは譜面を読み、作曲家の創作意図を理解し、
曲の仕上がりを脳内にイメージして、ステージから
それをいかに正しく聴き手に伝えるべきか、
技巧の錬磨に心を砕く。何千個、何万個という
音符で書かれた楽譜をソラで弾くために、
暗譜という困難な作業にも挑む。(中略)

何日、何ヶ月もの間、コンサートのことが
四六時中頭から離れない。日限を設けられた
大きな目標に向かうことで、脳内が飽和状態
なるのである。

こういう、追い詰められた状態で過ごす月日が、
アーティストの解釈力・演奏能力に質的な変化を
もたらす。(後略)」

わたしの準備のレベルは、プロの方々とは
比べ物にならない程のものなのですが、
この文章に遭遇し、勇気づけられました!!

本番で、突如、頭の中が真っ白にならないように
(例えば、曲の途中で、ホールのドアが開く、
とかでも、譜面が落っこちてしまうもので・・・)、
譜面は見ているのですが、でも、ほとんど暗譜しています。

逆に、暗譜するぐらいまで弾き込んでいないと、
恐らく、緊張のあまり(!)、ステージには立てない
と思われます。

あと、これだけやっていくと、他の人の演奏の
準備レベルも、だいたい分かるようになりますね。

あ、全然、弾き込んでないな!とか、
何て、よく弾き込んでるんだろう!とか。

なので、やると決めたらば、納得のいく準備を
重ねるだけです!

良い言葉に出会えたなぁと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月17日 (木)

0840 モーツァルトを読む

珍しく、本屋さんで、「モーツァルト」の書名に、
釘付けとなって、パラパラとめくると、
「これは、今読むべきだ!!」という直感がして、
読んでみました。

モーツァルト 天才の秘密

実は、ちょうど1ヶ月後の今日が、
わたしの誕生日でして、ある時、
「モーツァルトが死んだ年になるのか!」
と気付いてしまっていた、というのもあると思います。

モーツァルトの名のつくオケに入っているクセに、
モーツァルトのことは断片的にしか知りませんでした。

生誕250周年で賑わった数年前でさえ、
あまり、まつわる本とか読みませんでしたし。

ところが、ようやく、機が熟した!というのか、
モーツァルト自身に興味が沸いてきたという次第です。

この本は新書で、しかも、謎解き的な視点で
書かれていて、面白かったです。

初めて、モーツァルトの一生を追うことができました。

そして、モーツァルトのフリーランス的な一面を知り、
急に、親近感が涌いてもきました。

当時は、どこかの貴族の“お抱え”になることが、
音楽家の生きる道だったのですが、
モーツァルトが、“自立した音楽家の第一号”
とも言える存在だったのだそうです。

どおりで、お金の無い理由が判明しました。

わたしも、会社員だったのは5年ぐらいで、
後は、フリーランスでやってきました。

後ろ盾が無い、というのは、自由な反面、
ある意味、とてつもなく大変です。

会社員と、フリーランサーでは、恐らく、
人種が違うと言えるぐらいに、
すべての発想、着眼点が、変わってくると思います。

そんな中、モーツァルトの曲が生まれてきたのか、
と思うと、なかなか感慨深くなってくるのでした。

しかも、封建制が崩れかけていたとはいえ、
まだ根強く残っていた時代に、果敢にも、
貴族を暗に風刺するような内容で、
曲を書いていたりするのですね。

というわけで、急に、モーツァルトに親近感を
覚えるようになった次第です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月13日 (日)

0836 ピアソラ・パズル

来月の本番に向けて、
ようやく1回目の合わせをしてきました。

ばらして良いものかわかりませんが、
今回は、なんと、あと1度の合わせで、本番と相成ります。

少々無謀ではありますが、コレもまた、1つの試練。
集中して、どこまで行けるのか、試す機会・・・になるハズです。

既に決まっている9月の本番を踏まえて、
夏らしい(!)プログラムを考えました。

1 Soledad(孤独)
2 Ave Maria(アヴェ・マリア)
3 Verano Porteno(ブエノスアイレスの夏)
4 Le Grand Tango(ル・グラン・タンゴ)

このうち、1と3は、新曲です!!

ソレダ(Soledad)から始まるのは、
“あの”「ラ・カモーラ」のアルバムと同じ曲順で、
見事決まったとしたらば、非常にカッコよいと思います。

そして、次のアヴェ・マリアで救われ、
残り後半は、“暑い夏”モードで、駆け抜ける予定です。

何を弾くか、何を組み合わせるか、
というのは、ライブ準備の中でも、
高度にクリエイティブな作業で、大好きです。

でも、ピアソラ自身と違って、弾ける曲が限られるので、
絶対に、ピアソラが考え付かないプログラムに、
なっていると思います。

オリジナルとも言えるのかもしれませんが、
毎度、パズルのようです。

しかし、聴いている皆さんには、
ピアソラの何ともいえない迫力だったり、
喜びだったり、哀しみだったりを感じていただける
プログラムにしよう、といつも思っています。

今、我らの中では、Ave Mariaが“熱い”と思われます。
実際は、心鎮まる曲ですが!!

この曲、オブリビオンで有名な映画の中では、
「タンティ・アンニ・プリマ」とも呼ばれているようで、
実に美しく、うっとりする曲です。

こちらのサイトを参考にしました ⇒ タンティ・アンニ・プリマ(ピアソラ)

そして、この曲、何と、ギターの大萩氏も
「10弦の響(Les Dix Cordes)」で録音していて、
気付かなかった自分に、ビックリです。
(数年前、ライブでも、聴いていたというのに!!)

ピアソラの曲は、時にすり抜け、時に忘れ難くなるようです。

そういうわけで、この1ヶ月、
新曲の2曲は、とにかく弾き込み、
古曲(?)は更に究めるつもりでおります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月11日 (金)

0834 音の変遷、構えの変遷

電車での移動時間で、暑かったものなので、
本を読む気にもならず、ちょうど持っていた
My録音ミュージックたちを久々に聴いてみました。

2007年ぐらいから、ランダムに録った練習や本番の
録音が、整理もされずに(!)、ICレコーダーに
放り込まれています。

それぞれの本番に向けて、頑張る様子が蘇ります。

それにしても、2008年6月は、
わたしにとっての音楽史上(!)、
第何次かにあたる転換期になったと思います。

昨年からの録音を立て続きに聴いたところ、
音質が、ガラリと変わる時点があって、
それが、例の肩当て奏法を始めた後の
今年6月の録音でした。

肩当てを使うようになっただけでなく、
演奏時の身体づかいも、恐らく変化しています。

先日にご紹介した甲野先生の本でも、
フルート奏者の方の演奏姿勢の写真が、
年を追って、並べられていたのが興味深かったです。

そこでも同様のことが述べられていたのですが、
バイオリン奏者でも応用可能で、
楽に弾くために、楽器を構えた時に、
体幹(上半身)を捻らないようにします。

あと、両肩をなるべく下げておく工夫ですね。

そうしておいて、楽器をなるべく体幹の縦軸に
引き寄せておきます。(なかなか表現しづらいですが!)

この工夫があれば、長時間でも(もちろん短時間でも!)、
パワフルに弾き続けられます。

以前のわたしは、楽器を弾こうとすると、
楽器と身体の動きが、縦軸から離れようとするので、
異様に疲れるときがありました!

そして、音にも、迫力が出ませんでした。


ちなみに、録音は、いつもICレコーダー
OLYMPUS Voice-Trek DS-40
を愛用しています。

これは、代替わりして2代目ですが、
同じOlympus製のものとして、急激に性能がアップして、
使い勝手が良くなり、手放せなくなりました。

細身のペンケースに入るコンパクトさで、
録音、再生が自在で、録音頻度が増えました。

しかし、今は、また更に次の次の代ぐらいのが
もう出ているようで、
この手の世代交代はキリがありませんね!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 9日 (水)

0832 演奏スケジュール

2008年下半期の演奏予定が、
また出揃いつつあります。

8月16日(土)夜、9月28日(日)午後に、
ピアソラDuoで、弾くことになりました。

今までお聴き下さった方、新しくお聴きになる方も、
ピアソラ再発見!なプログラムを考えています。

実のところ、同じ曲を弾くことになりますが、
舞台装置がまったく違いますので、
きっと印象は、変わるハズです!!

詳細決まりましたら、またお知らせします。

あとは、バイオリン・バイオリン・クラリネットという
Trioでも、弾く予定が出来ました!

こちらは、愉快なラグタイムばかりを弾きます。

音楽が人を呼び合う渦中におりますが、
皆さんとも、近々お会いできますように、
日々、奮闘しているところです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 2日 (水)

0825 全身で“聴く”

先日のオケの練習時に、オケ新聞(月刊!)が
配布されまして、そこには、先日の定演に、
ご招待された方々の感想が、掲載されていました。

その中には、目、耳がご不自由な方々のご来場者様も
含まれていて、そのご感想に、いたく感動しました。

皆さん、それぞれの演奏会の楽しみ方をされていて、
その感想文は、とても表現豊かなもので、大変嬉しく、
また、喜んでいただけて良かったなぁ!と思いました。

先日も、わたし自身、演奏会を聴きに行った話で、
音楽は、身体で感じるものだ!と書きましたが、
まったく、そのとおりだと思います。

演奏の姿が見えなくても、その演奏の様子は、
確かに伝わっているようでしたし、
演奏の音が聞こえづらくても、それは、
目を通して、確かに伝わっているようでした。

もし、今回のご招待で、演奏会に足を運ぶ楽しみが、
これから増えたとしたら、本当に嬉しいことです。

このご感想をお寄せいただいたことで、
こんなに喜んでいただけたことを知ることができ、
また1つ、音楽活動の意義を感じました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月29日 (日)

0822 音楽の厚み

久々の休日で、特に、休日前の夜の
解放感といったら、ありませんでした!

しかし、残念ながら、雨降りの休日となりましたが、
知人たちが弾くオケの、年に1度の定期公演に、
お招きいただき、聴きに行ってきました。

それにしても、音楽の厚みは、
最初の1小節で、わかるものですね。

1小節という長さが短すぎるならば、
それでも、数小節で、わかると思います。

後は、曲が進むにつれ、確信に変わるだけです。

なぜかと言えば、音は、振動であって、
それは、身体で実感するものであり、
「問答無用!」的に直感できるものだからです。

ですので、演奏する側としては、
ひとたび皆さんの前に立てば、
もう、何も、隠し立てできないので、コワイものです。

今日、聴かせていただいたオーケストラさんは、
最初から最後まで、実によく弾き込んでいて、
“厚み”のある音楽だったと思います!

数多くあるアマチュア・オケの中でも、
また聴きたい!と思える演奏でした。

最近は、弾くばかりで、なかなか予定も合わず、
聴きに行けないことが多いのですが、
聴かせていただいて、自身の勉強にもなりました。

モーツァルトの弾き方とか、オケが違えば、
随分違うものだなぁとも、発見できまして。

また、可能な限り、色々と聴きに出かけて
行きたいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月28日 (土)

0821 贅沢な経験

先月のカザルスホールでの演奏会後、
前回はお休みさせていただいたので、
今日が、来年に向けての初練習となりました。

来年は、モーツァルトの「ハフナー(交響曲35番)」を
弾くことになっています。

選曲係の一人として、選曲のためにスコアを見たり、
曲を聴いたりはしていたのですが、
オケの中で、弾くのは初めて、でした。

やはり、実際に弾いてみるのは違います!
ずっと弾きたかった、この名曲は、随所に、
カッコよさが散りばめられているのでした!!

もちろん、初見で、まるで弾けてないのですが、
コレを1年間、じっくり弾いていくのか~と思うと、
また奏者として、とてもとても成長できそうな、
かつ、何て、贅沢な体験だろうか!と思いました。

アマチュアのオケの練習スタイルは様々ですが、
やはり、1年かけて磨いていく、このスタイルは、
多分に贅沢だと思います。

多くの曲を短期間に仕上げていくオケもあるようですが、
粘っこい(!)性質でもあるわたしには、
名曲を磨きぬくことの方に、魅力を感じます。

最近、オフィスを終えてから、走って(!)練習に
向かうのにも、少々大変さを感じてきていて、
オケは、この先、どうしようか・・・とも悩んでいましたが、
まだまだ、お世話になって、モーツァルトを弾き込んで、
成長させていただかねば!と、感じた数時間でした。

また来年、カザルスで弾ける喜び!
また1年を積み重ねて行きたいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月22日 (日)

0815 ドームで弾く夢

宴たけなわの席を一人抜けて、
誰もいない廊下で、楽器の音出しを始める。

が、いないと思ったら、すぐそこに、
会場のスタッフの方々が数名待機してらっしゃった!

お騒がせして、スミマセン!と謝ると、
「個室がこちらにございますよ」と、
逆に、ご親切にも、静かな場所に案内して下さる。

そこは、誰もいない海辺に面したバーで、
高い天井は、ドーム状になっている、何とも素敵な空間だった。

そこで、これから弾くことになっているソロ曲を
さらい始めると、コレが私の音か???と思う程、
音が、素敵に、ドームの天井に立ち上っていき、
そして、吸い込まれる、といった感じなのだ!!

まるで、夢のような空間!!!

しかし、夢は、たったの数分間で終わってしまうのだった。

今月、第三のWeddingにて、カイロ学生時代の、
数少ない(!)同級生から、「1曲弾いて」と依頼を受けた。

お安い御用!と引き受けたものの、多分、これは、
わたし以外の賢明なバイオリン弾きであれば、
そう易々と引き受けないだろう、大胆なことだと思われた。

しかし、これもまた、奏者として、貴重な機会なのだと、
たった3分半の曲を何十回と弾いて、備えに備える。

100名程の前で弾く、無伴奏バラード!

皆さんに楽しんでいただけたか、わからないのですが、
カイロプラクターの傍ら、弾いている奏者としては、
精一杯臨みました!!

おかげで、多分、卒業して以来に出会った沢山の
クラスメートや、先輩方にも、再会でき、
本当に良い機会でした。

司会者の二人組みや、その他のミュージシャンの方々も、
きっと備えてきたことだと思いますよ。素晴らしかった!!

そして、この日の、ふとしたきっかけで遭遇した
ドームのある場で弾く、素晴らしき音響!

また、1つ、「ドームで弾く夢」ができました。

東京ドームとは言いませんが!(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 9日 (月)

0802 イザ次へ

予定は重なるもので、日曜のコンサートを
終えた後、すぐに、友人のWeddingへ駆けつけました!

彼女は、わたしのインターン時代から、ずっと
カイロプラクティックを受けていただいている、
良きカイロプラクティックの理解者です!

会場では、音楽で活躍する彼女のご友人である
ミュージシャンの方々の歌が素晴らしかったこと!

音楽でお祝いするって、本当に素敵なことですね!!!

さて、恵比寿で過ごすのも3年目になりましたが、
他の地区を訪れてみると、恵比寿の活気に
気付くことが多々あります。

古くからのものと、新規参入の入り混じった街で、
挑戦する人を受け入れている街だと思います。

そんなことを、同じ恵比寿を職場とする
スタッフの方々と接して、今日も感じました!

音楽にかまけているうちに、例の翻訳チェックの
締め切りも、間近となり、急ピッチで進めています。

また、更新怠りましたらば、そのせいですので、
あしからず・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 8日 (日)

0801 地球館コンサート

梅雨だというのに、本番の日に雨が降らない(!)
連続記録は、守られました。

千葉駅から、電車好きには嬉しい(!)モノレールを
乗り継ぎ、その名も雄大な「地球館ホール」にて、
ピアソラを数曲弾かせていただきました。

地球館ホールの写真(撮り忘れたので、下記ご参照)
http://www.tepco-chikyukan.com/5f/

今回は、主催者さんから「弾きませんか?」と
お誘いを受けての機会で、貴重な体験ができました。

やはり、このステップがあるおかげで、次につながる
多くのことを準備し、学ぶことができる!と実感してきました。

音響の関係で、いつもはフタ半開きのピアノを
全開にしたのですが、2週間前に思い切って変えた
肩当て奏法が、効力を発揮してくれて、
まったく負けない音量で弾くことができたのは驚きでした。

また、ようやく「仕掛ける音楽」というのが、
舞台上でも、できるようになった気がします。

この小節から、こんな感じで盛り上げてみよう、
と思うと、そのように仕掛けることができる感覚です。

これらのことは、数ヶ月前、ましてや1年前には、
本番で、出来なかったことでした。

また、そんな勝手なソリストぶりに、ピアノが
ついて来てくれますので、まったく有難いことです!

ピアニストさんの成長ぶりもめざましいものがあります!

リハから5時間空いてしまった都合で、
前半乗り切れなかったのは否めずですが、
それでも、何とか、最後には盛り上がったと思います。

そんな中、やはり、1年半以上時間をかけている
「グランタンゴ」は、強いと思いましたね。

とにかく弾き込むべし、ですし、まだまだ、
しっかり合わせたい箇所など発見しました。

わざわざ、駆けつけてくれたカイロプラクティックの母校の
学生さんにも、カイロプラクティックで、こんなに
演奏パフォーマンスが上がるのだ、ということを
感じていただけたと思います。

「聴いてて鳥肌が立ちました」という感想に、
鳥肌が立ちました!

あとは、リベルタンゴを生で聴きたい!というリクエストを
事前にいただいていたので、ようやく、この難曲に
取り組める勇気が出ました。

奏者は、こうして、聴いて下さる方々、
期待して下さる方々のおかげで、成長できることを
つくづく実感したものです。

この演奏会で出会えた全ての方々に、
感謝したいと思います。

わたしのピアソラ弾き日本一への道は、
まだまだ、「つづく」です。では、またすぐに!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 4日 (水)

0797 スパッラを聴く

いつものオケの練習所(目黒)が、
コンサート会場になり、しかも、「肩掛けチェロ」の
リサイタルがある!という。

そういうわけで、この衝撃的な楽器演奏を
聴いてきました。

動画は、こちらでも。
http://jp.youtube.com/watch?v=dur31lh0rbo

正確には、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ
(violoncello da spalla)と言い、
その昔から存在する楽器なのだそうです。

どうしても、「スッパラ」と言い間違ってしまうのですが、
「肩掛けチェロ」という意味になるそうです。

ヴィオラよりも少し大型で、厚みもヴィオラの2倍。
それを立てずに、ヴァイオリン方式で肩というか、
胸側にあてて、弾きます。聞こえてくる音色は、チェロ!

大型のチェロよりも、運指の小回りが利いて、
いわば、ヴァイオリンのように弾けるのだそうです。

何か、世にも不思議な感じがしましたが、
しかし、合理主義の中、忘れ去られて、
埋もれていった楽器が、数々あってこそ、
現在のヴァイオリンの姿があるのかもしれません。

新発見でした!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 3日 (火)

0796 脱皮中

先週から、今までの肩当て無し奏法から、
肩当て付つきに変更して1週間。

まず、ピタリとくる位置を探るまでに、
アレコレと時間がかかったのですが、
コレと決めてしまえば、さすがは評判の肩当てで、
確かに、楽に弾けるように思いました。

ちなみに、肩当ては、Wolf(狼マーク!)のSecondo にしました。

音色も、音の立ち上がりも、グンと良くなり、
特に、先日のピアノとの合わせでは、
その変わりように、お互い驚きました!

もう、肩当て無しでなく、コレで行く、と決めたわけですが、
しかし、ボーイング(弓使い)は、まだ安定しません。

いちばん、低音のG線の角度が変わったように思い、
なかなか、この新感覚(!)に慣れていきませんね。

しかし、本番が、今月も目白押し(!)ですから、
とにかく曲を弾かなければなりませんよ!!

人も楽器も変わらないのに、肩当てで数センチ、
楽器の位置が変わっただけで、こんなにも音も、
弾き加減も違うのかと、その対応に四苦八苦しています。

身体の状態も、今までの左肩上がりから、やや右肩上がりに
変わるようで、今までに無い変な筋肉痛が、
首周りに生じています!

何か、「少し辛抱」の時期にありますが、
それを過ぎれば、無事、立派に脱皮(!)して、
きれいなアゲハチョウになるのだ!!
という意気込みで、過ごしています。

変化には、多少の痛みが伴うのかもしれません!

週末の本番には、何とか間に合うと良いな・・・と
祈っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 1日 (日)

0794 2度楽しむ試み

先週の今日、ちょうど、カザルスホールで、
オーケストラの本番でした。

午前中から集合して、リハーサルをし、
午後2時開演の本番に備えるのが、
毎年繰り返されてきました。

しかし、2年振りのカザルスホールで、
2年前のわたしには出来なかったことを
今こそ、実行してみよう!と思い、
秘かに、照準を定めて(!)いました。

それは、リハ後、誰もいなくなったホールで、
ソロ・リハーサルを決行することです。

アマチュア奏者にとって、お金を出せば(!)、
聴きに来ることはできても、このステージで弾くことは、
そうそう機会がありません。

なので、この絶好の機会を逃してはなりません!!

ちょうど、この2週間後の本番のために、
例のピアソラ曲を弾き込んでいました。

リハ後、ステージ上は、皆さんの居残り練習や、
ソリストの方の音出しなどで、
なかなか、そのチャンスは巡ってきませんでした。

が、いよいよチャンス到来!

ステージ中央に立ち、客席の最後列を見据え、
グランタンゴを弾き始めました。

楽器の修理後、かなり鳴るようになっていたので、
予想以上に、健闘している(!)と思えました。

聴衆をお願いしていたバイオリン氏によれば、
後ろまで、音は、バッチリ届いていたとのこと!

何だか、ちょっぴり自信が涌いてくる体験となり、
ステージを「我が物にした」かのような喜びを味わいました。

こっそり決行と言いましても、モニターでずっと写って
いましたから、バレバレなのですが(笑)。

何だ何だ?と、ずっと隣りで聴き入ってくださった
チェロ弾き氏もいまして、良い経験となりました~。

いつか、このようなホールでも弾いてみたいものです。

来週は、160席のホールで、この曲を弾きまーす。
詳細は、こちらを! ピアソラ時間

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月30日 (金)

0792 チンドン屋さん現る

我が街、池袋は、週末になると、
ちんどん屋さん遭遇率が、結構、高いのです。

あの音色が聞こえてくると、つい、「どこだ?!」と
探してしまいませんか??

ところが、今日は、珍しく、恵比寿でも、
我がオフィスにいながらにして、
ちんどん屋ミュージックが聞こえてきたのです。

ちょうど空きをみて外出する用事があったので、
探しに(!)外に出ると、すぐそこで奏でていました!

ちんどん屋さんと言えば、池袋でいつか目にした
クラリネット奏者さんの、素晴らしき演奏姿勢が
忘れられませんね。

歩き回りながらの演奏になるので、きっと、
自然と、疲れず、効率よくパフォーマンスできる姿勢を
身に付けられたのだと思います。

今まで見たクラリネット奏者の姿勢で、ベストでした!
もちろん、演奏も、さすがのものでしたよ。

さて、お次は、いつ遭遇できるでしょうか??

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年5月29日 (木)

0791 ラテン系で行こう!

今まで、ラテン系の言語に親しむことも多かったのか、
よく言う「ラテン系」のノリが好きです。

今日は、「ピアソラ」キーワードで、杉本彩さんの記事が、
ひっかかり、読んでみたらば、何と驚き!
杉本彩さんも、ピアソラ好きなのだそうですよ!

先日、本屋さんで平積みしてあった著書を
つい、パラパラと見ていたら、何となく、
話の節々に、親近感を覚えていたのですが、
そんな共通点があったからか~と納得しました。

「日本人ラテン化計画」とか、刺激的な発言も、
常々、面白いなぁと思っていました。

最近、わたしの身体は、益々調子を上げてきていて、
ラテン系な(!)解放感があり、
ラテン系な曲を弾くのにも、調子よい感じです。

これからも、「ラテン系」をキーワードに行きたいものです!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月26日 (月)

0788 脱皮する

夢のような1日が明けると、妙にスッキリとした
目覚めの朝で、嬉しくなりました!

さて、本番が終われば、これで心置きなく(!)、
次の曲に向かえるわけで、早速、ピアソラの新曲に、
取り掛かっています。

毎月のように、ピアソラの好きな曲が変化しているのですが、
今日ふと聴いた「Soledad」に、何ともはまってしまいました。

ちょうど、次々回のプログラムでは、
ゆっくりとしたミロンガから始まりたいな・・・と
考えていた矢先のことで、ちょうど良い曲を見つけました!

そして、先日の「迷い」をここで断ち切るのです。

今日から、例の肩当て奏法をスタートさせました。

ピタリとする位置を見つけ、弾き込み始めます。

すると、どうも、この楽器の位置は、
わたしの左首すじに知らず知らずにあった
胸鎖乳突筋のトリガーポイント(筋肉の硬結)にあたるようで、
関連痛が、弾きながら、頭に上ってきます。

何てこった!

しかし、今までの枯れた(!)音から、
人格変わったような明るさですね。

前の音色も、捨てがたい・・・と心は揺れつつも、
この前向きな、明るさを選んだのでした。

こうして、十数年ぶりの大改革に挑んでいるわけですが、
これを乗り切れたら、中級から上級へ(?)でも、
脱皮できそうな予感がしています。

次の本番は2週間後。
果たして、この適応が完了するかどうか!
やってみるのみ、です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月25日 (日)

0787 カザルスの休日

雨の前夜から、半日後、
わたしの晴れ女ぶりが功を奏したのか(!)、
雨は、止んでくれました!

カザルス・ホールで弾くのは、2年振りでしたが、
本当に、夢のような空間ですね~。

しかし、夢の時間も、あっという間でした。

過去に、この場所で、演奏をした世界的チェリストに、
終演後、「このホールの弾き心地は、どんなか?」と
突撃インタビューしたことがあります。

この、素っ頓狂な(!)若い(!)日本人女性相手に、
「頑張って弾かなくても、自然と良く響くね!」
と快く、回答してもらったことは、忘れられません。

だからこそ、思い切って、音を出してみるのです。

すると、天井まで飛ばした音の餡子(!)に、
美味しく、透き通った葛を包んで、
返してくれたかのような(笑)、
そんな音のやりとりを楽しみました。

譜面と格闘してきたオーボエ・コンチェルトも、
どうなることか(!)と、団員一同、
かなり緊張していたのではないかと思われますが、
何より、ソリストの真田伊都子さんと弾けたことは、
思わず、引き込まれて本当に、楽しかったです。

あと、意外と(!)、指揮者の先生のお話が、
合間にあるのも、良かったと感じます。

これは、今までにない初めての試みだったのですが。

聴く側のときも、お話があると、奏者がどんな人か
伺え知れて好きなのです。

最初と最後に、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を
弾くと、何か、しみじみとしてきますね。

この日の響きをしかと味わってきました。

今回は、友人の皆さんや、オフィスにご来院されている
患者さんも、多数おいでいただき、感激しました。

また、1年後、カザルスでの定演が決まったようなので、
これを、明日からの毎日の励みにします!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月24日 (土)

0786 雨の前夜

明日も雨降りのようで、晴れ女のわたしにとっては珍しい本番の日になりそうです。

今回のプログラムでは、本当に一期一会な曲が並んでいます。ひょっとしたらば、人生で最初で最後の曲になるのではないかと思うと、つい練習にも熱が入るのでした。リヒャルト・シュトラウスのコンチェルトは、特に! 

いつも聴きに来られる方も、
カザルスが初めてな方も、
初めてわたしの弾く姿を見て下さる方も、
音楽の生演奏に恋い焦がれている方も、
カザルスホールが高名な建築家による設計と知る方も、
そして共演の皆さま方も!

どの皆さんも、明日はカザルスホールで、良い時間が楽しめますように!

| | コメント (5) | トラックバック (0)