2008年7月17日 (木)

0840 モーツァルトを読む

珍しく、本屋さんで、「モーツァルト」の書名に、
釘付けとなって、パラパラとめくると、
「これは、今読むべきだ!!」という直感がして、
読んでみました。

モーツァルト 天才の秘密

実は、ちょうど1ヶ月後の今日が、
わたしの誕生日でして、ある時、
「モーツァルトが死んだ年になるのか!」
と気付いてしまっていた、というのもあると思います。

モーツァルトの名のつくオケに入っているクセに、
モーツァルトのことは断片的にしか知りませんでした。

生誕250周年で賑わった数年前でさえ、
あまり、まつわる本とか読みませんでしたし。

ところが、ようやく、機が熟した!というのか、
モーツァルト自身に興味が沸いてきたという次第です。

この本は新書で、しかも、謎解き的な視点で
書かれていて、面白かったです。

初めて、モーツァルトの一生を追うことができました。

そして、モーツァルトのフリーランス的な一面を知り、
急に、親近感が涌いてもきました。

当時は、どこかの貴族の“お抱え”になることが、
音楽家の生きる道だったのですが、
モーツァルトが、“自立した音楽家の第一号”
とも言える存在だったのだそうです。

どおりで、お金の無い理由が判明しました。

わたしも、会社員だったのは5年ぐらいで、
後は、フリーランスでやってきました。

後ろ盾が無い、というのは、自由な反面、
ある意味、とてつもなく大変です。

会社員と、フリーランサーでは、恐らく、
人種が違うと言えるぐらいに、
すべての発想、着眼点が、変わってくると思います。

そんな中、モーツァルトの曲が生まれてきたのか、
と思うと、なかなか感慨深くなってくるのでした。

しかも、封建制が崩れかけていたとはいえ、
まだ根強く残っていた時代に、果敢にも、
貴族を暗に風刺するような内容で、
曲を書いていたりするのですね。

というわけで、急に、モーツァルトに親近感を
覚えるようになった次第です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 8日 (火)

0831 身体の跳躍、思考の飛躍

身体を診る職業として、甲野善紀氏のことは、
知っておきなさい、と同業者でもなく、なぜか、
楽器を弾く大先輩から、言われたのをきっかけに、
下記の一冊を読んでみました。

身体から革命を起こす

実は、昨年のJAC(日本カイロプラクターズ協会)の
シンポジウムでも、講習会が開かれていたので、
参加していれば、実体験できる機会だったのですが・・・。

ご存知の方も多いと思いますが、
古武術の身体の使い方を日常生活や、スポーツ、
楽器演奏、介護の身体使いへも応用すべく、
現在では、幅広い分野で活躍なさっている方です。

この本は、名前に惹かれて選んだものですが、
読んでみると、身体の使い方は、身体だけでなく、
環境、文化、考え方などともリンクしている事象なのだと
改めて、気付かされました。

また、わたしも、日常、皆さんの身体使いを診させていただき、
どうしたら、楽で、疲れず、痛み知らずで過ごせるか、
といった身体の使い方をアドバイスしています。

これは、なかなか「言葉」では、捉えがたい世界であることを
日々、実感しています。

ですので、この本を読み、一体、どこまで、理解できたのか、
もし、実際にお会いしてみて、お話をしたり、
その技を見せていただくと、違うものを想像していたかもしれません。

ただ、身体が変化すると、心のあり方も変化してくる、
それも、段階的にでなく、ある時、跳躍的に変わってくる、
というのは、その通り!と思いました。

逆に言うと、思考は身体に縛られているかもしれません。

そんな現象を言葉で説明しても、
何だか、よくわからないかもしれませんが、
身体は、思っている以上に変化するし、
その変化も、想像以上に飛躍的なものになり得ます。

そのようなことが、文章として書かれていましたので、
専門家としても、勉強になりました。

この飛躍感は、実体験でしかわからない!

ぜひ、甲野先生の技であったり、
わたしの専門分野であるカイロプラクティックでも、
実感していただきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 1日 (火)

0824 捨て石か、飛び石か

つい先日に、ようやく、この本を読み終えました。

決定力を鍛える―チェス世界王者に学ぶ生き方の秘訣

これを入手したのは、もう数ヶ月も前でしたが、
なかなか、「濃い」本なために、読みたい時と、
疲れて読みたくない時とがあって、
ようやくの読破になりました。

中身の薄っぺらい本が氾濫していますので、
これぐらい読み応えがあってもよいかもしれません。

ひょっとしたら、良い本が、「売れる本」とは限らないので
(「売れる」カラクリが、あると思いますので・・・)、
書店に並んでいないかもしれませんが、
目に入ったら、もし、経営者であるならば必読です!!

あちこち、抜き書きしておきたい文章があって、
また読み返したいな、と思うのですが、
「これまでの人生は、これからの人生の準備」
というように締め括られていて、心動かされました。

わたしも日々考えているのは、
毎日を「捨て石」にしないことです。

もし、捨ててしまえば、何も残らないけれども、
捨てずに、きれいに並べたとしたら、
ある人は、それを「飛び石」庭園、と評してくれるかもしれない。

もし、それがあまりにも素晴らしいものになれば、
世界中から、この「飛び石」を見に来てくれるかもしれない。

そう思って、地味な毎日でも、「飛び石」にすべく、
過ごしている毎日です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月21日 (水)

0783 鼻毛の本

ここで、鼻毛の話をするのは、2度目です。

以前、「1ハナゲ」の話をしてますので!

でも、「鼻毛」で検索する人、年に何人かいらっしゃるようで、
気になるキーワードの1つでしょうか!(笑)

先日の連休のときに立ち寄った本屋で、
「お休みモード」のわたしの目に飛び込んできた本が、
久々に面白かったです。

「キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか」(北尾トロ)

どうです? 興味そそられるタイトルですね!

普段、何気なく抑えていることを
ちょっぴりの勇気を出して、やってみよう!
という、ノン・フィクション(・・・と思うのですが)。

読んでいるこちらまで、恥ずかしくなってくるよな
息もつかせぬ(!)展開!

たぶん、この勇気は、真似できるようで、
絶対、真似できないだろうと思いますね。

あと、予想もしなかった展開には、爽快感もあります。

頭を空っぽにしたい休日には、もってこいの本ですね。
皆さんも、どうぞ、このスリルを味わってみて下さい!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月10日 (土)

0772 下巻の準備中

先日、世界に誇るカイロプラクターの名著
「脊椎のリハビリテーション」上巻の日本語版が
発刊されましたが、下巻も、そろそろのようです。

下巻のチェックも引き受けましたので、
原稿が届いてしまった(!)ところです。

再度、上巻を読み直していますが、
あの短時間の中では、やはり、まだまだ読みにくさが
残っていますね。

何とか、今回は、さらに正確さと読みやすさを狙って、
頑張ろうと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 4日 (金)

0736 インディな生き方を応援したい!

最近、近くの書店で、勝間和代さんの本が
平積みされるのをよく見かけるようになり、
そのスピーディかつ精力的な活躍ぶりに、驚いていました。

朝日新聞の土曜版Beの連載でしか存じ上げなかったのですが、
最近そこで取り上げられていた「太陽と北風」理論が、
印象的でした。

詳細は忘れてしまったのですが(←何て記憶力!)、
誰かを説得しなければならない時に、
「北風」的に、強要するよりも、
「太陽」的に、ジワジワとその人をその気にさせる方が、
良いですよ、というお話で、これは、まさに、
わたしが日々、臨床で実践している方法です。

というわけで、親近感が涌いてきていまして、
1冊読んでみたのが、下記の本です。

勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド

庶民的なことを言わせていただくと(笑)、新書なのに、
なぜ、1000円もするのだろう!と、ちゅうちょしたこと数回!

ただ、読み始めると、
「インディ(インディペンデントに由来)」な生き方
というは、なかなか新しい概念で、独創的で、
そうそう!と共感できるものでした。

特に、この10年ぐらい急激に社会が変わったと思うのですが、
わたしの周囲を見渡してみると、同級生でも、
主婦に徹している方と、仕事バリバリの方と、
女性の生き方として、皆、まだまだ模索してる感じで、
迷っている人も多いように思います。

ですので、「インディ」な生き方というのは、
新しいモデルになりそうで、斬新でした。

そして、我がオフィスでも、「インディ」な人にこそ、
健康基盤のバックアップを勝手出たい!という思いです。

「インディになるための6つの約束」の中で、
姿勢の重要性を挙げられているのも、さすがでした。

「姿勢」が生き方に影響することを見抜ける方は、
なかなか少ないように思えます。

ただ、姿勢の専門家としては、もっと背骨のことを
より詳しく知っていただけたら、
また、より具体的な実践法があるのに!と思います。

もし、お会いできる機会がありましたら、
ぜひ、そんなお話をしてみたいです。

「インディ」を支える健康は、本当に重要ですので、
これからは、「インディ」を意識した健康のお話も、
カイロプラクターの立場から、していきたいと思っています!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 1日 (火)

0733 発刊されました

Rehabofspine

いつ発売日なのかも知らずにおりましたが、
今日、ご献本が届き、実物を手にして、
例の労作(!)が、発刊されたことを知りました。

編集部様、ありがとうございます!

「脊椎のリハビリテーション [上]」

こうして手にしてみると、とても感慨深くなります。

内容は、「臨床マニュアル」の副題のとおり、
臨床に大変役立つものばかりです。

日々臨床で遭遇していることが、
研究論文で裏付けされているのを知ったり、
また逆に、「それでいいのか?」と再考を迫られたり・・・と、
読んでいて興味深かったです。

カイロプラクティックの枠組みに限らず、
臨床家の皆さまに、ぜひともお勧めしたい
世界を代表する名著です!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 5日 (水)

0706 「脊椎のリハビリテーション」

ある広告から偶然知りましたが、
先日、わたしが翻訳に係わった書籍が、
何と、今月下旬にも出版予定だそうです。

引き受けた時には、出版時期不明と聞いてまして、
そんなに早く!と驚きました。

発売日までの予約購入では、割り引きになるようですので、
こちらでも、お知らせすることにしました。

このWebページをご覧ください。
→ 「脊椎のリハビリテーション

著者のCraig Liebensonは、カイロプラクターです。

しかし、これは、カイロプラクティックのみならず、
脊椎に係わる全ての専門分野の方々に、
お勧めできる、名著です。

翻訳は第二版のものですが、初版から10年以上も経ち、
ようやく、日本語で手軽に読めるようになり、
大変喜ばしいですね。

また、この翻訳に係われたことも、大変光栄でした。

ヘルスケア業界への良い影響も期待しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月27日 (日)

0668 「ピアソラ自身を語る」

Piazzollabook


大事な方から、お香典返しをクオカードで
いただき、考えた挙句、ジュンク堂で、
一生モノの本を購入することにしました。

そして、選んだのが、この本です。
「ピアソラ自身を語る」

ずっと読みたかったのですが、まずは、
先入観なしに、音楽を聴こう・・なんて思って、
読まずにいました。

CDジャケットでは、ピアソラの真正面の写真が多いけれど、
この表紙では、珍しく横顔で、雰囲気が違いますね。

さて、このタイトルのとおり、ピアソラ自身が語っている
形式なのですが、出だしの言葉に電撃打たれました。

「2020年に私の作品が聴かれているという幻想を
 抱いている。そして3000年にも。
 時々それを確信するのは、私の作る音楽が
 ほかとは違うものだからだ。」

急に、今まで無心に聴いてきたピアソラの音楽に、
合点がいき始めました。

たぶん、これから、わたしがピアソラの曲を弾く時も、
この真髄を忘れないだろうと思います。

「ところで、もし私の音楽がもっと複雑で、
 もっと聴き取りにくかったとしたら、
 ただ1つの動機のせいにしてしまおう。
 すなわち、私は死ぬほど勉強してきたのだ。
 そして何度も何度も壁にぶつかり、
 何度も何度も立ち上がってきたからこそ、
 今の私があるのだ。」

そういう心意気で作られた音楽を
ただ単には、弾けないと思います。

この本は、また新しい扉をわたしに開いてくれたようで、
これからの、ピアソラ弾きに、磨きがかかることでしょう!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月17日 (木)

0658 気象病

このところ続いている、冷える寒さには、
北向き(!)住まいのわたしも悲鳴を上げています。

ところで、以前に、
気象病―天候が健康を脅かす
という本を読んだことがあるのですが、
また、パラパラめくってみますと、含蓄のあることが
書かれていて、興味深いです。

実際に、急な天気、気温、気圧などの変化で、
身体の調子を崩される方に、日常的に接しています。

その昔、小学校で歌われる唱歌で、
「風が吹いたら遅刻して、雨が降ったらお休みで」
という歌詞が、確かありましたが、
実際、それに近いような状態の方を見受けることがあります。

つまり、天候の変化が、体調の変調と結びつき、
それが、結局、外出などの予定変更につながってしまう
ことが度々ある方々です。

わたしも、職業柄、そのようなことがあってはならないので、
日々、天候を予測しながら(!)の生活をしています。

これだけ、ITや、様々な研究が発達してきているので、
“パーソナル天気予報”というのが、
開発されても、良いかもしれません。

このサービスは、例えば、これまでの怪我、
アレルギー、持病などの既往歴と、
天気の変化に係わる健康の数値、
移動の予定や、活動場所などを予めインプットしておきます。

そうすると、まさに、その人に合った予報データが
毎日、携帯電話にでも、送られてくるのです!

「今から2日以内に、発達した低気圧が横断するので、
○○の食事に留意して、備えてください。」

といったような、天気に、健康の予防策を加えたようなものです。

先日の「黄帝内経(こうていだいけい)」のお話でも、
少し触れましたが、健康とは、その人自身の身体だけでなく、
気象のような、自身を取り巻く環境まで含めて、
考えなければなりません。

上記にご紹介した「気象病」の本は、
気象の専門家によって書かれた本でしたので、
ヘルスケアの専門家としては、少し物足りませんでした。

臨床に、もっと具体的に、「気象と健康の関係」が
取り入れられたら良いなと思いますので、
学際的な研究を待ち望みます。

カイロプラクティックが、気象病にお役に立てるとしたら、
自律神経系の活性化です。

背骨の状態の良くない人は、自律神経系も不調に
陥っていますので、カイロプラクティックによる
背骨の調整は、お勧めです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 8日 (火)

0649 「黄帝内経(こうていだいけい)」を読む

年末年始に、ちょうど良い時期かと思い、
こんな本(まんがですが)を読んでいました。

まんが 黄帝内経―中国古代の養生奇書


「黄帝内経(こうていだいけい)」というのは、
中国医学の最古の医書と呼ばれているものです。

学生時代の解剖学の先生が、中国を訪れた際に、
そのコピーを入手され感激してお話されていたのを
思い出します。

オリジナルは、もちろん読めないので、
ある日、古本屋で見つけた「まんが版」を
いつか読もうと思っていて、ようやく読めました。

「昔の人は百歳をこえても衰えることはないと
聞いたが、なぜ今時の人は、五十歳ぐらいで
皆衰えてしまうのだろうか?」

という「黄帝(中国の伝説上の帝王)」の問いに、
師が答える、という問答形式で、
身体の養生法がまとめられています。

なかなか独特な発想で、いちどに理解するのは、
難しいかもしれませんが、勉強になります。

印象に残った場面は、

「だから、聖人の養生法は、
 病気になってからの治療法ではなく、
 病になる前の予防法である。

 つまり国を治めることと同じように、
 世が乱れてから手をつけるのではなくて、
 戦乱がおこる前にそれを防ぐのである。」

もう一つは、

「どのようにして体内の病を早く発見できるのだろうか。

 自然界の現象をよく観察すればわかると思うが、
 例えば_

 弦が切れそうになった琴は、
 必ずその音が変に聞こえる。

 根の腐った木は
 その腐朽が必ず葉に現れる。」


なかなか、健康の真髄に迫っていると思いますので、
皆さんも、たまには、このようなものも読んでみては、
いかがですか?

ちなみに、「黄帝内経」をWebで検索すると、
Wikipediaが真っ先に挙がりますが、ここで、
あの「○○○○黄帝液」の名は、
この王様の名前から来ているのを初めて知りました!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月24日 (月)

0543 TIMEを捨てる

かつては、翻訳者として、あらゆる分野の
翻訳を受けていたので、週刊誌のTIMEを
読むことを、たしなみとしていました。

今も、それは続けていますが、最近は、
あまり読み込む時間がとれずいます。

そんなこんなで、ため続けていたTIME誌が、
膨大な量になってきたので、
思い切って捨てることにしました。

記事の検索は、Webでも出来ますから、何も、
家で全てを保管しておく必要はありませんね。

と、取り出したるは1998年から7年分のTIME。

ヒモでくくるために、持ち運べる分ずつ、
束にしていると、なつかしの表紙が続々と!

何と、98年分には、あの「冷えたピザ」と
あだ名された小渕首相が、ピザ持って写ってる表紙とか!

今、また新たな首相を迎えるわけですが、
まさに、隔世の感がありますね!!

週刊誌7年分というと、400冊近くになりますか!
階下まで下ろすのに、何往復かしました。

埃かぶった山が消え、心が軽くなりましたけど、
この7年間、山ほどの事件があったことが思い出され、
何だか妙に、しみじみとする作業になりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月15日 (水)

0502 印象は変わる

先日から、度々話題にしている「竜馬がゆく」は、
7巻目まで読み進みました。

これも、ひょんなことがきっかけで、
友人と共に、10年ぶりに再読しているわけですが、
なかなか、印象が変わったように思います。

なんて言って、先日も、お話したように、
中身は完全に忘れていて、
あたかも初めて読むかのような斬新さがあるのですが、
何となく、読んでいて、そう思うのです。

というのも、実は、今週(17日)に、わたしは、
また1つ歳をとるわけですが、何と、
竜馬(数え年)が暗殺の最期となった年齢と
同じになります!!

カイロプラクティックのカの字も知らなかった(!)
10年前とは、わたし自身も紆余曲折(!)を経て、
考え方も違ってきているはずですね。

何といっても、竜馬の周囲の人たちが、
次々と死んでしまうのが、もう悲しくて悲しくて・・・。

なぜ、若くして、こんなにも多くの志士たちが
死ななければならないのか!と心が痛いわけです。

今読むほうが、何となく、等身大のように感じるせいなのか!

前に読んだ時は、「歴史の中の話」と割り切っていて、
こんなに悲しくは無かったように思います。

でも、歴史といっても、150年ぐらい前の、
そんな遠くない昔に、こんなに血塗られた歴史が
あったのかと、今のわたしは、改めて愕然とするのです。

竜馬の歳を追い越した10年後、また読み返してみたら、
きっと、また違う印象に変化しているのでしょうね~。

近々、既に読破した友人と、来週、長旅に出るので、
そんなことなど語ってきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 1日 (水)

0488 剣客の道に似る?

最近、読み始めたという我が友人につられて、
わたしも、何年ぶりかで、再読し始めたのは、
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」。

言わずと知れた坂本龍馬が主人公の歴史小説。

もう何年も、小説は読んでいなかったので、
小説を読む、というのも久々のこと。

なんといっても、事実は小説よりも奇なり、というか、
このスリル満点な日常を送っていると、
小説を読む気も起こらなかったのです。

さて、竜馬の話。全八巻あり、最初の一巻を
読み終わったところですが、
後に、幕末の歴史を動かすほどの人物も、
まだ、地元の土佐から、江戸へ剣術留学している時代。

読んでいて、道場に属して、剣の道を磨く様は、
オーケストラに属する楽器奏者にも似ている・・・と
感じたものです。

第一、どちらも、実力主義ですよ!!

大学生からバイオリンを始めたわたしも、
先生に師事しつつも、オケの中では、
ヘタクソ感に歯軋り(!)しながら、
涼しげに弾くベテラン奏者の隣りで、
劣等感に悩まされながら、とにかく練習したものです。

やがて、外部のオケでも弾き歩くようになり、
「なめられまい!」と練習することで、
初心者マークのレッテルを、徐々にはがせるようになりました。

と、なかなか熱血気分になってくるようです。

前にもお話したかもしれませんが、わたしの先生は、
「バイオリンの取り組み方をみれば、その子の将来がわかる!」
と、折に触れ、おっしゃいました。

ですので、これはもう、手を抜けないわけです。
特に、カイロプラクターとなった今でも!

そういうわけで、剣の道も、バイオリンの道も(!)、
人生に深みを与える、奥深さを持っているもののようです。

あ! ちなみに、わたしは、高校生まで剣道をしていて、
最近はご無沙汰ですが、一応、初段の腕前です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月 7日 (木)

0433 身近な「化学物質」

最近は、「生理学」の復習をしていたので、
そうだ!あの本を今こそ読もう!と思い出したのが、
この本です。

シュワルツ博士の「化学はこんなに面白い」―知っているようで知らない日常の化学のはなし

カイロプラクティックの専門大学に入学して、
最初にぶち当たったのが、「化学」の壁でした。

何とか、化学に興味を持とうと購入した本でしたが、
結局、読むヒマもなく、学生生活を突き進んだのでした。

が、今となれば、これもスイスイ楽しく読めるわけです!

さて、皆さん、ちょっと考えてみてください。

最も身近な「化学物質」とは何でしょうか??
それこそ、生涯、手放すことができないものです!

「化学物質」というと、何か、有害なもの、と
考えがちなのですが、実は、
あなた自身が、「化学物質」そのもの、なのです!

実際、体内というのは、実に精巧な「化学工場」ですよね。

食べた物を分解して、消化して、
エネルギーに変えているわけですから!

まぁ、今は「試験」も無いので、気楽に、
こんな本も読めるわけです。

久々に、読み始めると止まらなくなる面白い本ですね。

その昔、トマトが毒だと思われていた話とか、
ソーサー型のシャンパン・グラスが、
ポンパドゥール夫人の胸の形を型どったものだったとか、
初めて知りました。

と、なぜか、「化学」にまつわる話が、
こんな話で満載になっています。

良かったら、どうぞ、読んでみてください!

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年5月 7日 (月)

0402 扇動的見出し

熱狂の(?)GWが明けまして、
皆さん、清々しく、ご出勤でしょうか?
それとも・・・??

わたしも、臨時休業を1日いただきまして、
「1周年だ!」と走り抜けた4月の後、
久々に、ゆっくりと過ごすことができ、感謝です。

何と、聞けば「新幹線で4時間」という近さにもかかわらず、
長いことお会いしていなかった広島の祖母に、
10数年ぶりに、この連休に会うことができました。

病気で療養中だというのに、お婆不孝の孫のために、
わざわざ、恵比寿のオフィスまで、遊びに来てくれました~。

というわけで、少し心スッキリの連休になりました。

さて、連休中は、読書も進みまして、
「総下流社会」なるタイトルの本、そして、
「低度情報化社会」という、これまたセンセーショナルな本を
立て続けに、思わず、読んでしまいました。

まさに、わたしたちが遭遇しているんじゃないか??
と、煽られるタイトルですよね。

少子化というのは、一人っ子が増えて、
姪とか、甥、叔父とか、叔母にあたる人もいなくなる社会、
と初めて、リアルに「少子化」を感じることができたり、
(「総下流社会」より)

「バカはバカとだけ交信し、もっとバカになる」のが、
「低度情報化社会」という書き出しには、
ちょっと空恐ろしく感じてみたり。
(「低度情報化社会」より)

確かに、わたしの小さい頃には、身近な電話は、
家の黒電話だけで(何か、スゴイ時代を描写しているよう?!)、
いつどこでも「つかまらない」平和は
あったように思えるけど、実際、
もう携帯電話が無い時代へは、戻れないと思うのです。

という時代の流れる方向には歯向かえないけれども、
人間、ふと立ち止まり、「考えてみる」ことはできます。

それが大事です。

結局、センセーショナル好きなのは、
私たち自身であるけれども、
誰もが、ふと「本当にそうか?」と問うてみれば、
なし崩し的に、そのセンセーショナルな社会には、
ならないはず!!と、思いますね。

逆に、誰もが、いちいち疑問にも思わなくなったらば、
そんな社会になるのでしょう!

まぁ、そうならないためにも、健全な身体が、
まず、あなたを救ってくれるはず、と思います。

Votre sante!(健康に乾杯!)

| | コメント (0) | トラックバック (0)