0840 モーツァルトを読む
珍しく、本屋さんで、「モーツァルト」の書名に、
釘付けとなって、パラパラとめくると、
「これは、今読むべきだ!!」という直感がして、
読んでみました。
実は、ちょうど1ヶ月後の今日が、
わたしの誕生日でして、ある時、
「モーツァルトが死んだ年になるのか!」
と気付いてしまっていた、というのもあると思います。
モーツァルトの名のつくオケに入っているクセに、
モーツァルトのことは断片的にしか知りませんでした。
生誕250周年で賑わった数年前でさえ、
あまり、まつわる本とか読みませんでしたし。
ところが、ようやく、機が熟した!というのか、
モーツァルト自身に興味が沸いてきたという次第です。
この本は新書で、しかも、謎解き的な視点で
書かれていて、面白かったです。
初めて、モーツァルトの一生を追うことができました。
そして、モーツァルトのフリーランス的な一面を知り、
急に、親近感が涌いてもきました。
当時は、どこかの貴族の“お抱え”になることが、
音楽家の生きる道だったのですが、
モーツァルトが、“自立した音楽家の第一号”
とも言える存在だったのだそうです。
どおりで、お金の無い理由が判明しました。
わたしも、会社員だったのは5年ぐらいで、
後は、フリーランスでやってきました。
後ろ盾が無い、というのは、自由な反面、
ある意味、とてつもなく大変です。
会社員と、フリーランサーでは、恐らく、
人種が違うと言えるぐらいに、
すべての発想、着眼点が、変わってくると思います。
そんな中、モーツァルトの曲が生まれてきたのか、
と思うと、なかなか感慨深くなってくるのでした。
しかも、封建制が崩れかけていたとはいえ、
まだ根強く残っていた時代に、果敢にも、
貴族を暗に風刺するような内容で、
曲を書いていたりするのですね。
というわけで、急に、モーツァルトに親近感を
覚えるようになった次第です。
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